柑橘系ランナー

ランニングと山と日常

熱男達に感化されて

最近、人の熱意のこもった何かを見る機会が多い。どうしてそこまで力を入れられるのか。

 

かつては自分にも熱意を注いでいた対象があったはずだ。ただ、今はそれを継続するために日々を生きているような感じがある。

 

やればやるほど向上している実感があったし、毎回「俺はこんなもんじゃない」と思えたから練習もしていた。仲間もいた。今も仲間自体はいるが、日々一緒に頑張る仲間はいない。トレーニングはいつだって孤独だ。

 

今は「こんなもんか俺は」と思う機会が多い。現実を受け入れられるようになったと言えば聞こえはいいが、何に対しても熱が入らなくなってしまった。

 

そんな状態で迎えた全日本大会。ボコボコにされた。ボロボロの状態で何とか完走して、涙が出た。余りにも無力で悔しい。自分の中に残っていた「こんなもんじゃないだろ俺は」という気持ちが沸々と湧き起こってきた。

 

中途半端なコースだったら「いや〜今日はミスっちゃったな。まぁこんなもんか」で終わっていたかもしれない。

この気持ちだけで後1年は頑張れそうだ。

継続は力なり

長いことこのブログを放置してしまっていた。

 

形から入っていたから、書くのが億劫になっていた。何かコンテンツを盛り込まなくていけない、そんな気持ちで頭から捻り出した何かを書いていたが、実際はそんなに頑張る必要は無かった。

 

友人が個人的にやっているラジオを聞く機会が数ヶ月に一度ある。彼は毎回日常生活であった出来事にまつわるテーマを決めて、それに関するお便りをリスナーに求める。それに反応してお便りを送るとそのラジオの中で読まれる。身内のラジオなので必ず読まれるのが嬉しいところ。

 

そうやって彼は自分の出来事に関する思考を巡らせ、他者から意見を取り入れるとともに、何かしらの考えや結論を吐き出している。

 

そういった営みを、最近できていないなと感じた。ある出来事に対して思考を巡らせることができない。そもそもそういうもんだと簡単に受け入れてしまう自分がいる。それはまずいと思い、何か思ったことを吐き出したいと思い筆を(実際にはスマホだが)とった次第だ。

 

何か出来事があって、それに対して何か思ったとしても人は簡単に忘れる。同じような日々をこなすことに夢中になると、時間はあっという間に過ぎる。写真で撮った風景は思い出せても、後から当時の感情をそのまま思い出すことはできない。嬉しいこと、悲しいこと、怒り、悩み、そういった感情の起伏を大事にしたい。

ロングライドデビュー

1.  今日のアクティビティ

今日は友人と3人でサイクリングをした。

葛西臨海公園集合で、荒川サイクリングロード沿いを北上し、埼玉県の彩湖公園まで。その後お昼ごはんを食べて解散し、自転車で帰宅して計96 ㎞のライド。他2人はカーボンの車体にビンディング着用で、自分にとっては装備的なディスアドバンテージがあったが、それ以上に自転車の漕ぎ方や自転車の脚になってなくて結構消耗した。もっと自転車に乗って慣れていこう。自転車楽しいな。

2.  環境の変化と嗜好の変化

最近、Amazon Prime東京ラブストーリーを見ている。

https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/B0877TS2P1

この作品は漫画を原作としいて、これまでに1991年にもドラマ化されているそう。自分自身は原作も以前のドラマも見ていないため、完全新規のストーリーとして視聴している。原作や前のドラマを知っている人からすると比較してどうとかコメントが見られるが、個人的には現在の自分の年齢とも近くかなり面白い。一方で、11話にわたってストーリーが続かなければいけないため、どうしてもドラマならではの「絶妙なタイミングの良さ」が何度も出てきて、「このままは終わらないんだろうなー」とか思ってしまう。自分が求めてるのは、より現実的な誰かの人生のまとめ集なのかなとも思う。

現在の環境と嗜好ってかなりリンクするなと最近感じる。小学生の時は「キッズウォー」とかが好きだったし、中高生の時は学園もののドラマが好きだった。そして今は社会人が主人公のドラマが好き。おじいさんになると老人ホームが舞台のドラマとかが好きになるのかな。

3.  ハッとするタイミング

ラジオを聴くことが多いのだが、最近見ている東京ラブストーリーで使われている曲が流れてきてハッとした。Vaundy 「灯火」。こういう新しいアーティストとの出会いがあったのもよかった。これで20歳とは・・・。


灯火 / Vaundy :Official Audio(Short Version)

他にも、キャストの清原翔脳出血で倒れたというニュース。視聴中のドラマに使われている曲や出ているキャストの不幸。自分の身に現実に起こった「絶妙なタイミングの良さ」にハッとした。

 

他の作中の曲もよいのでサントラ出たら買っちゃうかも。


ZEFEAR × Teya Flow - I Found Myself [Official Audio] (Tokyo Love Story 2020 OST) 東京ラブストーリー


Let's Go Far Away

 

 

自分の脚でどこまでも

1.今日のアクティビティ

いつもの川沿いコースの拡大バージョンを探す旅。川沿い19.4 km。

キリの良いところで仕事を切り上げて走り出した。在宅勤務は退勤即ランができるのがよい。(晩御飯即再出勤もできてしまうが。。。)

新しくコースを開拓できたし、BU気味に後半上げて走れたので満足。昨日雨&仕事で強制レストになったせいか脚の調子は良かった。

2.夏のにおい

今日、走っている最中に夕陽を見た。今日の空はとてもきれいな紫に染まっていて、写真を撮ればよかったなと後悔。走りが後半に差し掛かったとき、遠くの空に稲妻が見えた。しばらくすると、北風がふいてくるとともに懐かしいにおいがした。

雨がふりそうなにおい。なんとなくわかる人もいるかもしれない。最近はゲリラ豪雨が多い日本の夏だが、しばしば降る夕立ちの前には決まって特有のにおいがする。そのにおいをかぐと、恵みの雨が降って部活がいったん休憩になるあの夏を思い出す。

あの時は走るのは嫌いだったが、今はどちらかと言えば好きかもしれない。雨に巻き込まれないようにスピードを上げた。まだ5月なのにもうそのにおいするのか。

3.人生最高購入額更新

 この自粛期間にロードバイク購入した。TREK Domane AL3。

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納車!

 エントリーモデルだが、ロードバイク初心者なのでこれくらいがちょうどいいと思った。実際にママチャリ経験しかない自分にとっては革命的な早さと快適さで、自分の脚でどこまででもいけるような自由を手に入れた気分になった。だが、先週川崎駅往復した際に国道15号でおっさんライダー達に軽く抜かれるのは経験を除いてもやはりバイク性能がありそう。漕いでも漕いでもまるで追いつける気がしなかった。ロードバイク沼は深そうなので気をつけながら、今の自転車と自分のお尻を大切にして乗りこなしていきたい。

初心者サウナー

1.今日のアクティビティ

川沿いコースjog 11.4 km

最近、自分の周りでラジオ風のコンテンツが流行っているのでそれを聞きながら。

内容が全部頭に残ってるわけじゃないけれど、この状況で中々顔を合わせられない分、声だけでも聴けるとなんだか身近な存在に感じる。

2.マルチタスクとデュアルタスク

みなさんはマルチタスクは得意だろうか?私はあまり得意ではない。

オンラインの飲み会が浸透してきている昨今、参加人数が多くなると話が一つしかできないというオンライン飲み会の弊害が段々わかってきた。なんとも入りづらい会話がメインになっている際、会話はほどほどに何か作業やゲーム、読み物をしていることはないだろうか。あるいは仕事中、自分がさしたるメインではない会議に参加している時間(そもそもそんな会議には出なくてよいのだが。。。)に、話にも気を使いながらも他のことを進めるといった経験はないだろうか。

実際には、人間は真の意味でマルチタスクをしているのではなく、あるタスクに対して割く集中の度合いを切り替えながら処理しているそう。それが短時間でうまく深いところまで切り替えられる人がいわゆる「マルチタスクができる人」なのかなと思う。

ただそれは頭の中の話で、運動との組み合わせは「デュアルタスク」と呼ばれ、認知機能や集中力が高まるそう。某競技はデュアルタスクの最高峰では???知らない間に頭がパワーアップしていたかもしれない。

3.ととのい不足

「ととのう」。それは高温のサウナと水風呂に交互に入ることで体験可能な状態で、「トランス状態」とも言われる。水風呂の後の休憩が大事だ、と1年ほど前に友人から教わった。ととのい状態は、本当になんとも形容しがたい心地よさと、空っぽになった頭で完全にリフレッシュする。

そんなサウナだが、三密を防ごうということでほとんどのサウナが閉鎖されている。営業中の銭湯をいくつか回ったが、サウナが開いていたところは一つもない。大きいお風呂と水風呂だけでも助かるのだが、やっぱりがっつり高温で汗かいてととのいたい。

そんな中、奈良県の山奥では少し変わったコンセプトのサウナがある。

https://tabi-labo.com/295112/ume-yamazoe-sauna

「ume, sauna」

気象条件によっては雲海外気浴もできるそう。自然と一体になれるサウナ小屋や、地元の料理、村民の方との交流、サウナだけでなく宿全体やコンセプトも含めて気になるところ。

山が急峻すぎて某競技はできなさそうだが、一度訪れてみたい。

車と筋肉と仲間

1.今日のアクティビティ

6 km jog + 400m インターバル(rest 400m) ×5 +ダウン

82-77-75-75-72

中々10本やる気にならないな。いつものコースがちょうど5本分で終わってしまうため、そこから追加でもう5本やるのはメンタルが必要。次はレストを200mにしよう。

2.休む時は休む

休みの日には仕事のことは考えない。そう割り切れるようになったのは12連休の7日目あたりだろうか。

普段の仕事では返信漏れを防ぐためになるべく見たら即レスを心掛けている。それを引きずったまま連休に突入し、休みにも関わらずメールを見てしまい返信しなきゃというのが頭の容量を占めてしまっていた。そこで返信すればまだよいのだが、自分としては休みのためなるべく返信したくない。行動しないのに行動しなきゃという気持ちだけが残る状態だった。連休の最初の方は、他の人が働いている中で自分が有給を取得している状態だったため、それが顕著であった。

仕事のことを考えなくなってからの生活は、学生時代のような豊富な時間の中でわりかし規則正しい時間で生きられている。今度は社会復帰ができなくなるかもしれない。

3.日本の車ってかっこよくないですか?

最近はAmazon Primeワイルドスピードシリーズを見ている。この二日間で5作品を見て、完全に車が欲しくなっている。ほとんどの登場人物に共通するのは、車の運転が超絶うまいことと戦闘能力が高いこと。今年最新作が上映される予定だったが、コロナの影響で来年に延期されるようだ。


【映画】『ワイルド・スピード9』予告編

 この映画では、車の派手なレースシーンがよく登場する。その中でも、日本車が出てくる割合は高い。改めて日本車の良さを認識できる映画だと思う。

 今すぐ車を買う予定はないが、どうせならかっこいい車を買いたいな。

Rolling Star

1.今日のアクティビティ

6 km jog + 400mインターバル(rest 400m)×5+ ダウン 

80-77-76-76-73

某所移動 jog 4.8 km

レスト400mは取りすぎたが、いきなり根詰めてやっても継続できなそうだからスロースタート。川沿い以外ではスピード出してまとめて走れる区間があんまりない。このスピードで1 km走り続けることを考えると現状では全く持つ気がしない。

月末には何か変わっているといいな。

2.大きな買い物

某所ではこれまでの人生で最も大きな買い物をした。

また届いたら写真上げます。

3.王道漫画祭り

最近、自宅で過ごす時間が増えた影響もあり、少年ジャンプ+アプリで漫画を読んでいる。週刊の漫画を買って読む習慣がなかったため、自分の中のジャンプ漫画といえば単行本で死ぬほど集めた「こち亀」程度のものだ。たまに友達のジャンプを見せてもらうことはあったが、週刊連載の漫画を特定の号だけ読んでもストーリーを知らないため、さっぱりついていけない。「こち亀」は一話完結でいつ読んでもわかるのが好きだった。

学生時代の研究室には留学生がいた。その子は日本のアニメが好きで、特に「ONE PIECE」と「BLEACH」が好きと自己紹介で言っていた。自分はどちらの漫画に対してもそこまで知らなかったため、「あー。日本の王道漫画だよね。でも正直細かいところはよくわからないんだ」的な返しをすると、その子は「日本人なのにONE PIECEBLEACHを知らないだって?!Oh My God ! 人生損してるぜ!」と。日本人だからって全員が毎日寿司食ってるわけじゃねぇぞ?に類する反論がぽっと頭に浮かんだが、知らないことは事実だし、世界的に有名な日本の漫画なら絶対面白いはずということで、「今度読んどくね!」と言った。

それから数年、ついに読む日が来た。ONE PIECEは61巻、BLEACHは48巻までアプリで無料で読むことができる。そしてつい先日、BLEACHを48巻まで読み終えた。

期待通り非常に面白く、あっという間に時間が過ぎていった。同時に、よくこんなにストーリーとかキャラ設定・伏線を思いつくなぁと作者側の視点に立ってしまう。これを週刊で更新し続けてたのか・・・と思うと、より一層作者に感心してしまう。


Bleach all Openings 1-15

テレビアニメが放送されていた当時、アニメ本編は見ずにYouTubeでOPの動画だけは見ていた。好きなアーティストの曲が採用されていたからだ。曲を聴くとやけに懐かしい気持ちになる。好きだったアーティストは、現在は別の名前で活動している。

これでいつアニメ好きの外国人に鉢合わせても「日本人」として会話できる。あぁもっと早く読んでおけばよかったなぁ人生損してたなぁという気持ちになった。少年の自分に会えたら、週刊少年ジャンプは読んどけって言いたい。青年になってから取り戻すには休日丸二日かかるぞと。