1年越しのリベンジと仲間
投稿習慣再び
先日、裏Advent Calendarに投稿し、約10か月ぶりにこのBlogを更新することができた。
せっかくなので、時間のある時には更新する習慣をつけていきたい。
(と言いながら、去年も年末年始にいくつか投稿したまま気づけば数か月経過・・・3日坊主になろうが今回は気にしないことにする)
はじめて「オリエンテーリングを辞めようかな」と思った
いくつか見返していて、去年こんなことを書いていたのを見つけた。
2020年度全日本大会@編笠では完全に打ちのめされた。この時は本当に自分のオリエンテーリングが一切通用しなくなってしまった無力感でいっぱいで、丁度仕事面でも2年目となり主担当範囲の拡大に伴い業務負荷が上がってきた頃だった。オリエンテーリング競技の一線からついに「引退」の2文字が頭をちらついた。
社会人になってからはずっと一人でトレーニングをしていた。トレーニング内容は次第に距離稼ぎのJogだけになり、走り出しにも非常にメンタルエネルギーを消費した。「走っただけでエライ」のは間違いないのだが、現状維持どころかゆるやかに下降していった2年間を過ごし、編笠全日本で実力が明らかになった。
仲間がいたから頑張れた1年間
全日本大会後の年末年始にはコロナが再度ぶり返し、様々なオリエンテーリング活動が再び制約されることとなった。参加費等で現在巷をにぎわせているインカレミドルリレーも2年連続で中止となった。県外への移動が厳しく制限される世の中であった。
そんな中、近隣に住む尾崎選手ととある大会の交通を共にしたことをきっかけに、定期的に一緒にトレーニングを行うようになった。
その名も「日曜ロングランナー」。オリエンテーリングがない日曜日の午前中に江戸川をロングラン(20 km超)してお昼ご飯を食べて解散する。最初は二人だったが、次第に尾崎選手の大学の後輩である入江選手や森清選手も一緒に練習するようになった。
最近では近隣に住む奥村選手も加入した。活動は江戸川ロングラン以外にも、スプリント合宿・ハーフマラソン合宿・大会遠征・定例鍋パと多岐に及んでいる。
トレーニング内容は全て尾崎選手(の裏にいらっしゃるコーチ)のメニューになる。もちろん尾崎選手と同じようには走れないので、メンバーはそれぞれのペースでメニューに取り組む。ロングランの時には尾崎選手や入江選手が点になるほど遠くにいってしまうこともあるが、それでもメニューをこなした後には強くなっている実感があった。尾崎選手の人柄もあり、同様にメニューをこなせないことが劣等感になることは一切無かった。
2021年、数えてみれば日曜ロングランナー(尾崎選手とのサシトレーニングも含)として27回練習していた。月平均だと2-3回になるが、尾崎選手・入江選手・森清選手が日本代表として海外遠征していた月もあったので、体感としては月に3-4回練習していた。間違いなく今年の自分にとって非常に重要なコミュニティで、再びオリエンテーリングに競技として取り組む原動力になった。改めて、尾崎選手をはじめとする日曜ロングランナーメンバーに感謝したい。
もう一つ大きなところとしてはstravaがある。
かつては「jognote」というランニングSNSのハードユーザーであったが、2020年3月をもって突如終了した。その代わりとなったのがstravaだ。今年になってからは所属する地域クラブ内でのグループを作り、毎週クラブ内でリーダーボードを共有している。他の人のトレーニングを見て、自分も頑張ろうと思えた。普段のオリエンテーリング大会ではあまり姿を見かけないが、努力を積み重ねている方の存在も知った。
また改めて別の機会にでも書ければであるが、これはクラブカップに向けても良い取り組みだったなと思う。
全日本大会2021@長和町と次の全日本
そんな状態で臨んだ今年の全日本大会、個人目標の入賞こそ達成できなかったものの、ミドル・ロングともに今の自分の実力をおおむね発揮できたと思う。インカレや全日本といった「他の人が準備するようなターゲットレース」に弱かったので、こういう大きな大会でポジティブに終われたことは1つ自信になった。
来年は入賞できるよう、引き続き積み重ねていきます。打倒前中選手。彼より速ければ目標は必ず達成できるはず。