柑橘系ランナー

ランニングと山と日常

熱男達に感化されて

最近、人の熱意のこもった何かを見る機会が多い。どうしてそこまで力を入れられるのか。

 

かつては自分にも熱意を注いでいた対象があったはずだ。ただ、今はそれを継続するために日々を生きているような感じがある。

 

やればやるほど向上している実感があったし、毎回「俺はこんなもんじゃない」と思えたから練習もしていた。仲間もいた。今も仲間自体はいるが、日々一緒に頑張る仲間はいない。トレーニングはいつだって孤独だ。

 

今は「こんなもんか俺は」と思う機会が多い。現実を受け入れられるようになったと言えば聞こえはいいが、何に対しても熱が入らなくなってしまった。

 

そんな状態で迎えた全日本大会。ボコボコにされた。ボロボロの状態で何とか完走して、涙が出た。余りにも無力で悔しい。自分の中に残っていた「こんなもんじゃないだろ俺は」という気持ちが沸々と湧き起こってきた。

 

中途半端なコースだったら「いや〜今日はミスっちゃったな。まぁこんなもんか」で終わっていたかもしれない。

この気持ちだけで後1年は頑張れそうだ。